【ハーブティーの香りでリラックス】コーヒー、日本茶とは違った香りの楽しみ

食とアロマ
フランス シャモニー
フランス シャモニー

日本ではあまりハーブティーはメジャーではありませんね。
そもそも日本茶の国ですから当然かもしれません。
また日本は湿度が高くハーブが育つ地域が限られることも馴染みのない理由なのでしょう。

欧州ではスーパーにハーブティーが多く並んでいます。
言葉は悪いですが欧州ではハーブ類が雑草のように育っています。
日本と違いより身近な飲み物です。

ハーブティーの魅力はやはりその香りだと思います。
植物100%のハーブティーの香りは気持ちをリラックスさせてくれます。

手軽に楽しめるアロマのシンプル版
今回はそんなハーブティーをお勧めします

もくじ

ハーブティーの魅力
アロマ精油の代わりにハーブティー
 ・香り分子がよく立ちます
 ・高価な精油の代わりに

 ・精油ではあまり見かけない香り
 ・紅茶や日本茶とも違った香り
カフェインがほとんど入っていない
ハーブティーを楽しむ
 ・単体で楽しめる
 ・ブレンドのお勧め
 ・アレンジを楽しむ

ハーブの魅力はやはりその香りですね。

ではほかの飲み物のコーヒーや日本茶と何が違うのでしょうか。

・アロマ精油と近い種類が多い
・カフェインがほとんど入っていない
・飲み物のアレンジが色々とできる

ハーブティーは他の飲み物に比べその種類は多いのですが、どれもカフェインがほとんど入っていないことは大きな特徴だと思います。
その分香りも味もマイルドです。

また個性が強いハーブティもありますが意外とミルク、ハチミツ、シナモンなどとの相性がよくアレンジができます。
この点は紅茶に近いと思います。

では順にお話いたします。

ハーブティーはアロマ精油の植物と割と重なっています。
ですのでアロマ精油の簡易版として試してみるのはいかがでしょう。

香り分子は水にほとんど溶けません。
中には少し水に溶ける種類もありますが。

ですのでお湯でハーブの香りがよく立ちます
ちなみにアロマ精油はほとんどが水蒸気を使って抽出されます

つまりハーブティーの立ち上がる香りは精油を抽出するプロセスに割と近いのです。

もちろんハーブが100%精油の代わりになるわけではありません。
1番大きな違いはその濃度です。

ですが逆に精油はその濃度が濃いために薄めないとバランスのとれた本来の香りを感じられないこともあります。
ハーブティーは緩やかに立ち上がった香りを楽しみますので精油よりもマイルドなタッチです。

ハーブティーはそのまま天然素材ですから基本的に精油と同じ香り成分が立ち上がります。
少し重い香り分子は短い間の加熱ですから立ち上がらないのですが。

特にハーブティーで良く飲まれるカモミール系はいかがでしょう。
カモミール系の精油はかなり高価です。
ハーブティーでその香りを簡単に楽しまれるのも一つの方法です。

あと代表的なのはジャスミンでしょうか。
ジャスミンはアロマではとても人気のある香りですがとても高価です。
それをハーブティーでお手軽に楽しまれるのはお勧めです。

アロマ精油の中にはスパイス系の香りもあります。
これらの香りは特に香水ではなくてはならない香りであることが多いです。

スパイス系ですからほんの少し使うだけなのですが。
使う量も少ないこともあり精油としてはあまり出回っていないです。

たとえばクローブ、カルダモン、ローリエなどです。
スパイス系ではありませんがフェンネルなども精油ではあまり見かけないと思います。

これらはカレーのスパイスとしてよく使われますがハーブティーにもアレンジされていることがあります。
これらの香りの多くは食欲不振、強壮、抗菌などの作用を示します。

元気を出したい時、精油の代わりにハーブティーで楽しむことができます。

気分転換に紅茶や日本茶を愛飲される方も多いでしょう。
ハーブティとこれらのお茶では人それぞれ感じ方が違うと思います。

管理人がハーブティをお勧めするのは繰り返しとなりますが、やはり香りがポイントです。
ハーブティの香りは精油でも提供されている香りと重なることも多いです。

ハーブティーは種類が多いですので、気分転換する時の気分に応じてそれに合ったハーブティを選ぶことができます。

コーヒー、紅茶、日本茶はカフェインが入っています
特にコーヒーはその量が多いです。

なので何杯も飲むとちょっと重たくなります
その様な時にハーブティーは選択肢となります

また就寝前に気持ちを落ち着ける香りでハーブティーを選んでもカフェインフリーなので睡眠の邪魔をしません。

まずはミント系 ペパーミントスペアミント
更に爽やかさを求めるならレモングラス
日本茶に近い感覚でルイボス

単体でも楽しめますが個性の強いハーブと合わせるとマイルドになります

ジャーマンカモミールローマンカモミールです。
ミント系ととても合います

カモミール系は苦くて薬のよう、と敬遠される方も多いかと思います。
ですが鎮静と言えばカモミールと言われるほどリラックス効果の高いハーブです。
また胃腸の調子を整える作用もあります。

そこでミント系と合わせるブレンドをお勧めします。
これは中々いけますよ。
ぜひ一度お試しください。

先ほどもお話しましたが、カモミール系の精油は高価です。
精油の代わりにハーブティーをお試しください。

酸味を加えるにはローズヒップハイビスカス
とても強い香りですが気持ちをすっきりさせ元気が出ます

集中力を求めるなら ローズマリーを加えてください
ローズマリーの香りについてはよく臨床実験で見かけます。
この香りが集中力を高める効果は実証されています。

ブレンドに関しては輸入食料品店系に並んでいるハーブティーもお勧めです。

日本の様に湿度が高くハーブが育ちにくい地域と異なり、他国では身近な飲み物として楽しまれているだけあり、ブレンドもなるほどと思う商品が見つかると思います。

やはりハーブティにはハチミツが似合います。
砂糖の様なストレートな甘さではなく、また人工的なシロップではなくハーブティーのオーガニックな雰囲気にも似合います。

蜂蜜はどのハーブティーにも合いますよ。

あとルイボスにシナモンの香りを足すこともおすすめです。

ハーブティーはカフェインを含んでいないこともあり香りに対しテイストはソフトです。
テイストがマイルドなため、ミルクなどを少し入れると深みが出ます。

普段息抜きに飲まれる、コーヒー、日本茶、紅茶はそれぞれに違った香りを楽しめます。
そのレパートリーにハーブティーもお加えください。

ちなみに紅茶については紅茶の香りが睡眠の質を高める文献があります。
紅茶も100%天然植物の茶葉ですから紅茶の香りはアロマテラピーの一つの形です。
次の論文で紹介されています。

紅茶の香りが高齢女性の睡眠と心理・認知機能に及ぼす効果
2022年2月

三井農林株式会社と筑波大学の共同研究
出所:日本生理人類学会誌Vol.27 No.1

ハーブティーでも紅茶でも天然素材の植物より漂う香りはまさにアロマテラピーと同じです。
手軽に楽しめるティータイムを有効にお使いください。

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